全国議長会役員会(要請活動)

2020年11月10日

今回も全国議長会役員として、要請活動に参加してまいりました。訪問先は内閣総理大臣官邸において、加藤勝信内閣官房長官、杉田和博内閣官房副長官、岡田直樹内閣官房副長官、衆議院第二議員会館において公明党の国会議員の皆様、最後に自民党本部において、二階俊博自由民主党幹事長にお会いし、全国都道府県議長会決議を要請してまいりました。

 

今回の参加議長は、京都府(会長)・北海道・秋田県・栃木県・奈良県・広島県・香川県・宮崎県、そして愛知県の私です。要請事項は①地方税財源の充実確保に関する決議 ②新型コロナウイルス感染症対策に関する決議 ③東京電力福島第一原子力発電所事故対策に関する決議 ④地方議会の位置づけの明確化等に課する決議 ⑤令和3年度政府予算編成に関する提言 以上の5項目です。

 

それぞれ15分間という時間制限の中で、名刺交換、会長からの要請書を手交、写真撮影、着席後に会長から要請事項の概要説明、副会長から発言、面談者からの回答・意見交換、そして面談終了とあわただしく日程をこなしていきました。特に内閣総理大臣官邸には、新聞記者やマスコミ関係が大勢詰めかけており、我々にも面談の内容を質問されました。

 

二階幹事長との懇談においては、総選挙の時期や、地域で支える候補者についての要請、さらに議員のなり手が減少し無投票地区が増えている現状について等が、意見交換されました。「家族の反対がネックでは?」との話題の時、私に「お宅はどうだね?」とニ階幹事長より尋ねられ、「うちは主人がとても協力してくれています。」と答えたところ、笑ってみえました。

こうして他県の議長の皆様と共に、地方の声を根気強く届けていくことも、重要な役目だと思います。無事に全国議長会役員会要請活動を終えて、夕方愛知県にもどりました。